Twitterでは叫んでいたのですが、こちらではお知らせしていなかったことに気付き、今更ですが…
ブルーアイズ、完結しました!
序章を更新した日付を確認すると、約一年半。
途中、原稿が無くなっていて心が折れて放置したり、あまりにも文章がひどいことや誰も望んでないものを書いているのではないかと辛くなってしまったり、自分との戦いが繰り広げられた作品になりました。
苦しんだ分だけ昔のものよりはマシなものになったのではないかと思うことで、今は満足しています。
この本は、実は現物が残っておらず、更には原稿すら最初の数話がフロッピーディスク、残りは感熱紙しか残っていない為に、目を凝らしながら書いてる文章を解読せねばいけませんでした。当時ワープロを使っている方ならご存知でしょうが、感熱紙は熱に反応して印字するので、時間経過で印字が薄れて劣化していくのです。
完全に消えてしまう前に、なんとか書き直したい。
そういう想いがコロナ禍で断捨離を進めなくてはという気持ちと合わさり、私が過去作を出し直そうという原動力になりました。
そして、私の長編作品には、必ず相方の吉田が手を貸してくれていました。今は亡き彼女ですが、彼女がいたから形に出来たものを残したいと、そう思ったのです。
私は神話が好きで、そして日本の古典が大好きで。その妄想から始まった物語を書くことが出来て、とても幸せでした。
昨今鬼がブームになるなか、私のなかの鬼の話を読んでいただけたらとても嬉しいです。
いつか誰かに私のお話が届く日がきますように✨
そして読んでくださった皆様、ほんとうにありがとうございました。
これと同じぐらいの長編はあと二作。連作が一作残っています。
また次のお話のために走りだしてます!!