みんの創作あれこれ呟き

このブログに辿り着いていただきありがとうございます。創作状況や脳内妄想、雑談などの場です。

書くこと

私がマンガから小説に完全シフトしたきっかけはともあれ、私が初めて物語を書いたのは小学校五年生の頃でした。
とにかく物語が好きで、読むことが好きで、書くことも絵を描くことと同じくらい好きでした。

今でもやっぱり書くということは私の日常ですが、その日常が失われていたのが、30代前半からの約十年間です。

当時の私は、最も近くにいてくれた大切な人を失ったばかりでした。
その時は、喪失感から自分の言葉を失ったのだと思っていましたが、今は違うことを感じるようになりました。

ただ書くだけなら、書けたのだと思います。
でも私の書きたい物語は、いつも読んでくださる方を想像して書いていました。そして長い間、その一番の読者は彼女だったのです。

読んでもらえない物語ほど哀しいものはない。
私は多分、そう思ったんだと思います。

十年以上のブランク後にイケ戦を書いた時、「面白いね、みんちゃん」と、彼女に言われたいなって思ってました。
本当に面白いのかは、読んで下さった方々の気持ち一つだとは思うのですが、今でも私は何かを書く時には、誰かに面白いと思って欲しいと思って書いています。
そしてその気持ちをレスポンスしてもらえたら、本当に嬉しい。そして次もまた面白いと思ってもらえるものを書きたいと思う。

書き手さんが、感想やリアクションを欲しがるのはそういう循環なのではないかなと、私なりに考えてみました。
勿論、自分が面白いと思って、こういうお話を読みたいなという想いが出発点ではあるのですけどね☺️