みんの創作あれこれ呟き

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吸血鬼の恋人独り言

まだ番外編をうだうだと書いているのですが。

最近、94が好きで2次を読み漁っていたのですが、とうとう死別のお話に行き着いてしまいました。人外とのロマンスだとどうしても切り離せないのが寿命の違いで。

前世において、吸血鬼の恋人の三杉様が日向さんを同族にはしなかったのは何故なんだろうかと考えていました。必ずしも訪れるとは限らない来世に出会うことを期待するには、あまりにも儚い夢に思えます。人間としての日向さんが好きだったからという理由も考えましたが、今の私が書くならばきっと、変質した日向さんも日向さんには変わりなく、やはり好きなままだと思うのです。永遠に失う恐怖より、生かせる道があるのならば、嫌われてもいい、拒絶されてもいいから、ただ生きていて欲しいと思う。

若かった私は喪失の本質的な意味を知らなかった為にこういう物語になったけれど、今の私ならば、足掻いて、戦って、日向さんを手放さない道を選んでいくと思います。

死んでも愛してるというのがカッコいいと思ってたけど、今は、どんなことしても死なせてなるものか!っていうのがカッコよく思えるようになったのが、きっと私の成長ではないかと思うのです。

だから番外編の書き下ろし、未来の話は、泥臭く日向さんを求めて、求めて、守って手に入れる三杉様を書きたい!(まだ二話目を作り替えている最中)

…自分もよく書くけど、人様の物語を読んで号泣して、「やっぱり死にネタはツライ😭物語はハッピーでなくては!」と改めて思いました。ハッピー書けるように頑張る!

しかし、加齢で書きたいものってこんなに変わるものなんだなぁ。しみじみ。