過去作を読み返しながら校正を続けていると、今なら使わない表現だったり、文章が入れ違いになっていたりと色々な発見があります。
そう言えば、書き方も昔とは変わっています。昔、本作り時代は、大体のプロットを書いたメモを作り、ワープロもしくはPC画面に貼り付けて、それに沿って文章化していく、というやり方でした。ワープロ、Wordは印刷書式のままだったので、書きながらページ数を数えて、偶数になるように気をつけてました。
今は、ほとんど頭の中で形と流れを作っています。調べなくちゃいけない事柄は、スマホのスクリーンショットを使い、後から見返して矛盾がないようにしたりするぐらいかな。字数はとても気にするようになりました。あまりにも多いと、読みにくいだろうな、と。ふわふわしたネタも、とりあえずはスマホ収納して、時折眺めては考え、形が出来上がるのを待機します。その時の気分で書けたり、書けなかったり。
書いたものは、ざっくり見返して更新するのが今現在。更新後にじっくりと読み返して、間違い探しをしています。間違いいっぱい見つけます。
昔は書いたものがそのまま本になってしまうので、プリントアウトするまで、何度も何度も画面で読み返しました。それこそ文章を覚えてしまう勢いで・・・。間違えられない!という圧がすごかった😅
どちらも良し悪しありますが、歳を重ねるごとに、楽して書こうという意識が強くなってる気がします。それが正解かもしれませんね。無理の出来ないお年頃ですから・・・。